Vankar の Shamji 氏 (3)

Vankar の Shamji 氏 (2)

前述のShamji氏は、もちろん織り師であるのだが、個人的な興味から始めたという染めの仕事がかなり深くて面白い。 染め職人のカトーリーが出来上がった生地を捺染したり、絞染したりする(後染め)に対し、彼らは原則自ら染めた糸を織っている(糸染め)。堅牢度も比較的高い。 写真1枚目は、藍染の工房。デーツを使って発酵、還元を進める。 2枚目は、工房の外観。最初は藁葺き屋根と藍甕しかなかったのに、訪れるたびに少しずつ進化している。 3枚目は、今取り組んでいる様々な黄色のひとつ。マリーゴールド。 4枚目は、植物染でそめた糸で織った作品。5枚目は、Shamji Vishram Valji氏。 @bhujodi_sarees_

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Vankar の Shamji 氏 (1)

Bhujodi村のVankarといわれる織り師の方々。 元々ラバーリーと共にラージャースターンから移住してきた彼らは、ラバーリーの飼う羊や山羊、ラクダの毛で織物を作り、ラバーリーやアヒールなどのコミュニティに供してきた。 現代では、インド国内市場に向けて、メリノウールのサリーやドュパッタなどを中心に織物を手掛けている。 そんな中、Shamji Vishram Valji氏は、カラコットンや元々ラバーリーが飼っているシープウールでの作品づくりにも意欲的である。 今冬は、Shamji氏と共同開発したウール生地を使ったコラボアイテムをはじめてご紹介する予定だ。 #shamjivankers #shamjivishramvalji #vankar #bhujodi #handloom #malwarisheepwool #kalacotton #calicoindiajp @vankar_vishram_valji @bhujodi_sarees_ @calicoindiajp

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ローガンアート

カッチスタイルの食事

Thanks for great meals and delights... could not shoot them all though. カッチのヒンドゥーの多くが食するベジタリアンミールは、砂糖遣いが有名なアーメダバードのものほど甘くない。庭で絞ったばかりの乳から攪拌して作られるバターミルクは堪らなく美味しい。 甘いデザートから食べて、胃を目覚めさせるのがカッチスタイル。 ムスリムの家庭では、インドでは珍しい、マナガツオ?などの海の魚をいただく。マサラの煮付け?や塩をふっただけの素揚げの魚は、バスマティとも違う、糖分の多い彼の地のライスとよく合い、インド最果ての地で、まさかの和食感を味わう。 #thankyou #kutchmeals #veg #nonveg #hindu #muslim #kutch #kachchh #calicoindiajp #calico @calicoindiajp

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Gham no Otlo

Gham no Otlo 男たちが自然と夕方集まってくる場所を、ガームノオトロ(村のベンチ)という。 カッチの布展でも、うめだ阪急さんが用意されたライフスタイル提案コーナーが、ガームノオトロ化した。(4枚目) Eid前日に、ムスリム街であるカートリーチョークを歩いていたら、まさにガームノオトロ的におじさんたちが屯していた。 ガームノオトロか、と尋ねると、カトーリー(染色の職人家系)のオトロだ、と返された。 Khatri no Otlo page 1: Kutch 2: Bengal 3: Tokyo 4: Osaka #ghamnootlo #Khatrinootlo #gentlemenscornerinthevillage #khatrichowk #bhuj #kachchh #kutch @calicoindiajp

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自然染のバンダニ

ブージのカトーリーチョークでインドの絞染 バンダニを手掛けるAbdulla氏とJabbar氏のカトーリーの兄弟。 バンダニは、バンダナの語源でもある西インドの伝統工芸である。 昨年大阪で開催されたカッチの布展で、その仕事を日本の方に伝えるために、シボリ、と説明していたら、日本のシボリを真似てインドの方が作っていると勘違いされることがしばしばあった。 シボリではなく、バンダニとしての改めてのものづくり。 写真は、キヤリコとのプロジェクトのひとつ。自然染のバンダナシリーズ。 SIDR craft × CALICO #bandana #bandani #bandej #indiantextile #shibori #tiedye #sidrcraft #khatri #calicoindiajp #calico #kutch #kachchh @jabbarkhatri @abdullahkhatri.sidrcraft

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Eid-ul-Adha の日

Eid-ul-Adha 異なる宗教への寛容を誇ってきたインドでもヒンドゥー化が進み、ムスリムへの偏見が増している気がするが、カッチで出会うムスリムには、美しいものや自然主義への傾倒、穏やかさや優しいユーモアしか感じない。 11、12日がムスリムの祝祭Eidのため、その前の1日は、ムスリム職人Khatri家を三軒訪問した。反対にEidの最中は、ヒンドゥー系の団体を訪問している。 NGOなどでは、ムスリムとヒンドゥーがそれぞれの祝祭日に仕事を交替し助けあうらしく、多宗教であることは実は便利でバランスがとれているのだという。そんなことはカッチだけなのであろうか。 #eiduladha2019 #muslim #hindu #codependence #harmony #kachchh #kutch #ajrakh #khatri

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停電の夜

アジュラックの工房にて

とあるアジュラックの工房にて。 その工房では、伝統的な染布であるアジュラックだけでなく、カッチで地元の方たちがよく使っているナイロン+スクリーンプリントのルマール(ターバン)も作っているという。一枚160ルピー/約250円。 本来身につけるべき方々が身につけず、都市に住むインド人と外国人が所有する贅沢になってしまったアジュラック。 大都市や海外に市場を見出したアジュラックが復活し、職人たちが更なる誇りを取り戻したことは素晴らしいが、そのアジュラックはすでに元の姿ではない。 それは、多くのインド布についていえること。 #localajrakhtoday #screenprint #synthetic #classic #cultualcontrast #kachchh #kutch #calicoindiajp #calico @calicoindiajp

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KMVSの式典

すでにスケジュールが狂っているのをよいことに、このグジャラート語の案内を頼りにして、カッチのいくつかのNGOの母体であり、現在は社会課題解決に力を入れるKMVSの30周年式典に。おかげで、ミーティング予定だった方にも、会いたかった方々にも一堂に会えた。 舞台で繰り広げられるカッチ寸劇にどよめく会場には、以前に訪ねた村の方々の顔も。 滅多に外に出てこない女性たちが一堂に着飾った姿は圧巻。 そして、いつも観光客に写真をとられている彼女たちだが、今回は私がひたすら無邪気な彼女たちに写真をとられる羽目に。 エキゾチズムというものは、まるでミラーであると知る。 #kmvs #kachchh #kutch #calicoindiajp #calico @calicoindiajp

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Khamir の Aziz 氏

ラバーリーの女性たち

カッチ地域の女性による共同生産組合QASABを通じてデバーリヤラバーリーの女性たちがアップリケ刺繍 カターブサンガリヨ(アップリケのジュエリー)を手がけたバッグ。 NGO Khamirを通じ現地の織り師に織っていただいているカラコットン生地(原種コットンの一部)をベースに使い、カッチのKhatriに染めてもらったAjrakhの残反をデリーより持ち込み、アップリケ部分に使っていただいている。 元々のダウリーバッグの風情を失わないように。むしろ、オミヤゲ化、風化してきたものづくりを、新しい伝統として進化させるつもりで取り組んできた。 気高く、逞しく、ときに難しい、ラバーリーの女性たちも、この取り組みと素材を気に入ってくれているときき嬉しい。QASABの方でもキヤリコ企画のデザインを徐々に彼女たちのコアアイテムのひとつにしてくれつつある。 写真2枚目はMinaben。長年QASABの活動を牽引してきたファシリテーターである。彼女がラバーリー女性と培ってきた信頼関係があるからこそ実現したプロジェクトである。 写真3枚目は、2月にデバーリヤラバーリーの女性たちを訪問したときの様子。(photo by Yayoi Arimoto @yoyomarch 3枚目のみ) #QASAB @kcpcl #khamir #kalacotton #ajrakh #khatri #kutch #kachchh #gujarat #calicoindiajp #calico @calicoindiajp

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半年ぶりのカッチ

デリー生活

日本からデリーに戻ると、身体はデリーにあるのに心はこれから鈍行列車でやってくるような感じだ。1日くらいかけてようやく合流する。


出国前のバタバタや飛行機での移動の疲れ。たった3時間半ながらも時差ボケ。気温変化。そして、戻ったデリーのアトリエで待ち受ける様々な難関。ジェット機で届けられた身体しかない状態でそれらと戦わないといけない。

 

ゆっくりと動き出す。真夏の日のインド人の如く。


CALICOのアトリエは多くのインド人や駐在員が住むようになった高層マンションではなく、古い住宅街の一軒家の一階。訪れる方々からは味わいがあると評判がいいが、水やお湯がでない、クーラーやファンがつかない、砂だらけ、虫だらけ、など住むのには大変なこともある。

 

屋上の水道水を交換する様子

 

以前はインドに戻ると掃除と荷ほどきと設備の復旧で1日を費やしていたが、最近はPritamというマネージャー兼サーバントが私がいない間もアトリエに通ってくれるお陰で、そうした不便もほぼなく快適にインドの初日を迎えられている。有難い。その代わり、私がいない間に絶対に自分では買わなそうな極彩色の掃除道具やキッチン道具が増えていたりする。・・・面白い。

 

今回は、帰ってすぐに南国の香りが私を迎えてくれた。最近よく荷物をうちに置いていくアルチャナが、ビハールの村からもってきたマンゴーを袋ごとおいていったのだ。そのお陰で、一気にインドに戻ってきた気分だった。

 

 

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