感謝の祈りをささげる

コルカタに来ています。


今日はVishwakarma(ヴィシュワカルマ)というあらゆる道具や機械をつかさどる神様に祈りを捧げる日です。

 


オフィシャルにはお休みではありませんが、工場内には祭壇が設けられ色とりどりの花々に果実、野菜が備えられ、祭事を取り仕切る僧侶を呼びプージャ(祈りの儀式)が執り行われます。

 

 

道具であるハサミ、定規、針、機械であるミシン、アイロンとありとあらゆるモノに感謝の祈りと花を捧げます。

 

 

こういった仕事に携わる人々はイスラム教の人が多いと聞いていたのでヒンドゥ教の神さまに人々が集うことにふと疑問が生じましたが、同じ土地に長きに渡り受け継がれた仕事は宗教の壁を越えたところでこのようなカタチで今に至っているあたり、インドが多民族国家であることを改めて認識しました。


そして祭壇の前にはベンガル布の代表的な手ぬぐい“ガムチャ”が鎮座しているのでした。

 

 

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