アイヌ舞踊デリー公演

思いがけず目にしたアイヌ舞踊デリー公演の告知。これはまたとない機会と思い行ってきました。開演前、会場内でせわしく行き来する演者の方を呼び止めアツシ(アトゥシ)織りの長衣をじっくり見せて頂きました。

 

 

インディゴの縦縞の地に独特の曲線をパッチワークで描いておりその大胆な構図はとても個性的で目をひくものでいつもは民族博物館や資料でしか目にしたことのないモノを現地の人のコトバで見聞きすることは私たちのインドでの活動にも通ずる部分があり感慨もひとしお、開演前からテンションが上がります。


クモの巣のようなししゅう【えたらか】は“いいかげんな”という意味だそう。


大胆なコントラストのパッチワーク【からぱみ】の曲線は【もれう】=“ゆっくり”という意味だそう。


インドにも似たような刺しゅうの手法もみられますがその土地にちなんだ呼び名がそれぞれにあり、とても面白いです。

 

アイヌはB.C.15000〜3000年の縄文時代に起源をもつ、日本古来の種族。総勢15名の海外公演は初めてということでしたが、他とは一線を画した独特のリズムと鳥の声を模したようなオゥルルルルゥとはやす声とがアイヌの世界観を表しているようで、インドにいながらにして間近でみることができた貴重な体験でした。

 

スペシャルゲストとしてインド人演歌歌手のチャダさんも、お話には聞いたことがありましたが、目を閉じると日本人の歌手と見まがう程でした。インドの人たちにはどう映ったのでしょうか。

 


更にはミティラー美術館館長長谷川さんのいては即興でインドと日本の都都逸をご披露されなんだか盛りだくさんな夜でした。最後はパンジャビダンス「バングラ」を踊るアイヌの人たちとインドの人たちでフィナーレ。

 

 

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