バングラデシュ LIVING BLUEと共に

バングラデシュのLIVING BLUEの訪問、続きです。

 

LIVING BLUEの布は、Rangpurの町から外れたのどかな田園地帯でつくられています。生産を陣頭指揮するのは、生産責任者のモニ。柔らかな話口調ですが、彼の元でとても厳しい、一貫した製品づくりが行われています。

 

写真はミシャエルと生産責任者モニ。

 

生産は、〕染粉の生産、▲轡椒蠅僚猗、染め、ぅンタ刺繍という4つの過程で行われます。

 

藍染粉の生産:

収穫したばかりの藍を農民から買って(市場を通じての買い付け)2時間以内に発酵のための槽に入れます。そして約40時間、水のみを加えて竹などでプレスして自然発酵させた後、酸化・乾燥させます。乾燥させた藍は粉末にされます。LIVING BLUEでは、海外や地元の藍染業者・職人にも藍染粉を販売しています。

 


シボリの準備:

(この過程はLIVING BLUEが苦労して確立した技術で、インド・バングラデシュ地域ではすぐに他の会社に真似されてしまうことから、あまり公開したくないといわれています。雰囲気だけご覧ください。)

 

アラシは太パイプに巻いてつくられてます。(日本ではもう殆ど見ることのない技術です。)職人さんが脇目もふらず一心に巻いていく様は見事です。

 


また、マクマとよばれるシボリは、女性たちが染め場のそばでカンタ布が敷かれた床に座り、一枚一枚縫い込んで準備します。それを最終的に締め上げるのは力のある男性の仕事です。


 

 


染め:

染めはインドでは多くの場合男性の仕事ですが、ここでは女性も染めの過程で活躍しています。製品のサイズや素材にもよりますが、ここの藍の場合、1回、大体15−20分浸けるだけで濃い藍色に染まりあがります。これはインドで何度も藍染液に浸けこむ過程をみてきたばかりの私の目にはとても新鮮でした。

 

 

カンタ刺繍:

LIVING BLUEの近隣の5つの村の200人以上の女性が取り組んでいます。それぞれの村に、仕事をディスパッチしたり、技術指導したりするマネージャー的な女性がいます。彼女たちの厳しい品質管理のお蔭で、LIVING BLUEの製品はバラつきが比較的少なく、高度の技術を要する仕事、見習いでもできる仕事に振り分けられ、技術が上がってくるとより高い報酬がもらえる仕事が与えられます。



彼女たちの話はまた次回に詳しくしたいと思います。

(つづく)

 

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