バングラデシュ LIVING BLUEと共に

今回は、バングラデシュ北部のラングプール近郊でLIVING BLUEと共にカンタ刺繍をする女性たちのことについてお話します。

 

Jelicaさん(写真中央)は、地区のリーダー・マネージャー的な存在です。


彼女が中心になって新しい縫い子さんの発掘や、スキルに応じた仕事の割り当て、品質管理、技術指導を行っています。彼女の元に現在25人の縫い子さんがいるそうです。必ずしも彼女のお目がねに適うものばかりでなく、品質が満たないものはやり直しさせるそうです。根気のいる作業なだけに、ドロップアウトするひとも多いそう。

 

それでも頑張るのは、作業そのものが気性に合っているか、さもなくば、旦那が逃げた・働かない・女の子を嫁がせる持参金を用意しなきゃいけないなど、切実にお金に困っているか、どちらかだそうです。

 

Hasnaさん(本人は40歳といっていますが、回りの人は25歳だ、いや30歳だ・・と。誰も本当の年齢は判らないそうです。)

 

 

彼女は、まだ最近始めたばかりの見習い過程。ダルマットといわれるガムチャを使った3枚重ねのカンタに取り組んでいます。2人の子供がいて、農作業や家事、子育ての合間を縫って、一日2時間程度縫い進めています。

 

私たちが訪れたときはハダカ電球ひとつの薄暗い室内で縫っていましたが、普段は殆ど屋外で縫い物をするそう。ただ、冬になると埃っぽくなるので、室内ですることも多くなるそうです。ここにもソーラーランタンが必要かもしれません。


Jolinaさん(写真右手前) 40歳前後


夫はダッカでガードマンをしていて、普段は2人の娘と3人で暮らしています。その2人の娘を嫁がせるのに、それぞれに最低20〜30万タカ(日本円で30〜45万円)の持参金が必要とされるため、カンタ刺繍に取り組んでいるそうです。

 

以前もカンタ刺繍をやっていましたが、夫について2年ほどダッカに住んでいたため、3年間縫物を中断。再開したところなので、自ら見習いレベルからやりたいと申し出て、ダルマットカンタに取り組んでいます。Jelicaさんに言わせるとJolinaさんはすでにもうひとつ高いレベルの仕事(=報酬も高い仕事)もとれるのに、自分はまだまだと、謙虚にそれを断ったとのこと・・・。副収入とはいえ、この仕事で彼らはダッカの縫製工場の工賃の倍近い収入が得られます。この仕事によって彼女たちの生活は確実に豊かになっているとのこと。お金だけでなく、お金を家に入れているということで、家庭内でも地位が向上し、DV(家庭内暴力)などからも救われることが多くなったとか。

 

何よりも生まれ育った土地で、家族が離散せずに一緒に暮らしていけることは代えがたいこと。この取り組みは、お金はもちろんのこと、お金に換算できない豊かさを村の暮らしにもたらしています。

 

NGOの活動のことは「バングラデシュ-LIVING BLUEと共に 廚暴颪い討い泙垢里如△修舛蕕發翰くださいね。

http://blog.calicoindia.jp/?page=3&month=201411

 

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